中国国内ニュース詳報:2026年2月23日

1. 外交・貿易:トランプ関税違法判決を受け、米側に撤廃を要求

​中国商務省は23日、アメリカ連邦最高裁が「トランプ関税(相互関税)」の一部を違法と判断したことを受け、報道官談話を発表しました。

  • 談話の内容: 中国側は判決を「全面的に評価している」とした上で、「一方的な関税措置は国際貿易ルールだけでなく、アメリカの国内法にも違反しており、あらゆる方面の利益を損なう」と厳しく指摘しました。
  • 今後の展開: トランプ大統領が判決に対抗して新たに表明した「全世界への15%追加関税」についても、中国側は「自国の正当な権益を断固として守る」と牽制しています。4月初旬に予定されている北京での米中首脳会談を前に、関税をめぐる駆け引きが激化しています。

​2. スポーツ:ミラノ・コルティナ冬輪が閉幕、中国が過去最高成績

​イタリアで開催されていた2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の閉幕式が、北京時間の23日未明に行われました。

  • 中国代表団の躍進: 中国は金メダル5個、銀メダル4個、銅メダル6個の計15個のメダルを獲得し、海外開催の冬季五輪として過去最高の成績を収めました。
  • 旗手の活躍: 閉幕式の旗手は、今大会のスノーボード男子スロープスタイルで中国に初の金メダルをもたらした**蘇翊鳴(スー・イーミン)**選手が務め、五星紅旗を掲げて入場しました。

​3. 経済:春節休暇明けの「消費ブーム」と帰省ラッシュのピーク

​今年の春節は公式休暇が9日間に延長された影響もあり、連休明けの経済指標が注目されています。

  • 春運(帰省ラッシュ)のピーク: 中国国家鉄路集団は、休暇後の職場復帰が重なる本日2月23日を、春運期間中の旅客輸送の第2のピークと予測しています。期間中の延べ旅客数は5億3900万人に達する見通しです。
  • 消費の活性化: 政府発表によると、連休中の国内旅行者数は延べ95億人に迫り、観光・飲食消費は前年比で大幅な伸びを記録しました。政府はこの勢いを維持し、「グリーン成長」と「内需拡大」を経済の柱に据える方針です。

​4. 対日関係:日本の高市政権への警戒と対話の姿勢

​日本の総選挙で自民党が圧勝し、高市早苗総理大臣が続投することについて、中国政府は改めて公式見解を示しています。

  • 「歴史問題」への警告: 中国外務省は、高市首相が靖国神社参拝に意欲的であることや憲法改正の動きを強めていることに対し、「軍国主義と決別し、慎重な言動を求める」と警戒感を示しています。
  • 台湾問題: 台湾に関する「誤った発言」の撤回を改めて求めつつも、「日中間の対話の窓口は開かれている」として、国益に基づく実務的な意思疎通を維持する姿勢も見せています。

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